どの家庭でも兄弟げんかは日常茶飯事ですよね。
弟が母親に「お兄ちゃんが僕のものをとった!」と言いつけます。
そこで、もし母親が「それじゃあ、お兄ちゃんに注意するね」と言うとどうなるでしょうか?
僕の母親は、そんな時「お兄ちゃんはそんなことしません!」とはっきりと言いました。
昔は洋服やおもちゃは、お兄ちゃんのおさがりが当たり前でした。
昔の食卓は、お父さんだけ一品多かったり、お風呂も一番最初でした。
年長者は、尊重されました。
今、たとえば、妻が夫に「お給料が少ないから・・・・」という。
子どもはそんな様子を見ている。
大黒柱としての父親の威厳がなくなってしまいます。
家庭の秩序、社会の秩序をわきまえて正しいことをちゃんと子どもに伝える。
そうした当たり前のことをしないと、
年長者や親兄弟への敬愛の念や尊敬の気持ちがなくなって、いろんな争いになるのです。
家族もしかり、同じく会社組織、社会においても同じことが言えるのではないでしょうか。
法律だとか、コンプライアンスも大事だけれど、日常生活の秩序もとても大事です。
尊敬の念を持って、豊かな気持ちでお互いを守りあうことこそが本当に大切だと思います。
更新日 : 2008年08月06日
社会の秩序
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