2017年4月8日(土)~30日(日)まで、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで大竹しのぶさん主演のお芝居を上演しています。
フランスの劇作家ジャン・ラシーヌが、古代ギリシャの3大詩人エウリピデスのギリシャ悲劇『ヒッポリュトス』から題材を得て創りあげたのが、この『フェードル』。17世紀フランス古典文学を代表する作品と言われています。
『フェードル』は、人間の精神を扱った最高傑作と言われ、サラ・ベルナール、ヘレン・ミレンなど、時代を彩る名女優たちが演じてきた歴史的名作で、そこに大竹しのぶさんが挑みます。
演出は、役者の潜在能力を引き出す「稀代の演出家」と言われる超人気の栗山民也さん。
全てに意味がある動き、所作、間、目線といったものが細かく指導され、完成度が高まります。
舞台は、ギリシャ・ぺロポンネソス半島の町トレゼーヌ。行方不明となったアテネ王テゼ(今井清隆)を探すために息子イッポリット(平岳大)は国を出ようとしていた。一方、テゼの妻フェードル(大竹しのぶ)は、病に陥っていた。心配した乳母のエノーヌ(キムラ緑子)が原因を聞き出すと、夫の面影を残しつつ、夫から失われた若さと高潔さに輝く継子イッポリットへの想いに身を焦がしていると白状する。苦しみの末、フェードルは義理の息子に自分の恋心を打ち明ける。しかし、イッポリットの心にあるのはテゼに反逆したアテネ王族の娘アリシー(門脇麦)。イッポリットはフェードルの気持ちを拒絶する。そうした中、テゼが突然帰還して・・。
どのような崇高な舞台なのか。
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*写真はすべて稽古中のものです。
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東京公演の後
新潟公演が5月3日(水・祝)
愛知公演が5月6日(土)、7日(日)
兵庫公演5月11日(木)から14日(日)