今年は景気の低迷から、学生たちの就職がますます厳しくなっています。
4年生で決まっていない方たちも多く、3年生の動きもどんどん早くなっています。
先が見えないことに不安を感じる若者も多いでしょう。
もちろん学校にも就職課はありますが、
働くことそのものに不安を持ったり、悩んだりしている方たちに対して
専門家がサポートしていければ・・。
そのための拠点「PASONA学職カフェ」を東京・表参道と大阪・梅田に今年の夏、開設しました。
自信を持って就職活動に取り組むにはどうしたらよいか。
ここは具体的なノウハウのセミナーを行うだけではありません。
学生たちはたくさんの情報をとることも必要ですが、
情報に惑わされて周りの人と比較して落ち込んだりする人もいるでしょう。
そんなときの精神的なサポートをするカウンセラーも常駐しています。
働くことはどういうことなのかを一緒に考えようと一人ひとりと向き合ってサポートしています。
また地方の学生にとっては、活動拠点になるような場所があれば安心できるはず。
そもそも大切なのは、自分の将来への志の方向を見つけることです。
上場企業ならいいとか、名前を知っている会社に入りたいというのは、真の豊かさではありません。
もし、こうした判断だけで就職先を決めた場合、
こんなはずではなかったという結果を招くのではないか。
社会に出て「働く」ということは、
自分の能力・才能を表現することで、自分自身を知ってもらうことです。
一人でも多くの若者が自分に合った仕事に出会い、
それぞれの力を存分に発揮して「働くことは楽しい」と思ってほしい。
子供の頃、父親から言われたのは「海外青年協力隊に入ってもいいし、好きな道を選びなさい」ということです。
「職業に貴賎はない」ということを、いつも言われ、知的な仕事でも、身体を張ってする仕事でも、見下したりしてはダメだと教えられました。
会社=就職ではないということもです。
働くことはすばらしいことです。汗水たらして働くことは尊い。
最近は、とかくお金で人生の価値判断を決めることが多いのが気になります。
更新日 : 2009年12月24日
「PASONA学職カフェ」にいらしてください。
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