「パソナグループのこれから」を築いていくためには、何が必要でしょうか。
「社会の問題点を解決する」という創業の精神を継承し、パソナグループの芯となる考え方
すなわちPasona Wayを実践していくことでしょう。
Pasona Wayを浸透させていくことで、理念やポリシー、経営の方向性や考え方について、グループ全体で一本の芯を通す。
それがベストセラーではなくロングセラーとして、社会に大きな影響を与える企業でありつづけるのに重要なことだと考えています。
年齢や性別にかかわらず、働くすべての人々が才能・能力を活かすことができる格差のない社会。そして一日4時間でも、週3日でも「正社員」として働くことができ、ダブルキャリアでも介護や子育てをしながらでも安心して働ける社会を築きたい。ずっと、そう思い続けています。
全ての人が、一人ひとりのライフスタイルに合わせて、神様から与えられたそれぞれの才能・能力を人のために活かし、互助の精神で支えあうことで社会のインフラとしての制度的なセーフティネットだけではなく、個人のネットワークによるセーフティネットを築いていく。そうした社会こそが「ミューチュアル・エコノミー」であり、私たちが目指していくところです。
一人ひとりが、互助の精神で、才能・能力を活かしあう「ミューチュアル・エコノミー」の社会。それこそが「社会のあり方改革」ではないか。
「企業という車は、利益と社会貢献の両輪が相まって前進する」「企業は、売り手良し、買い手良し、世間良しの『三方良し』でないと、ロングセラーにはなれない」という父親からもらった言葉を忘れることなく、これからも全力で走り続けます。