社内の企画で、定期的に「ベンチャーやろう会」が開催されています。一人ひとりが夢や志を持って事業に挑戦できるように、ベンチャーとはなにかを皆で話す機会です。
創業から42年間、起業家育成やベンチャー支援をしてきました。
また、毎年、創業記念日を迎えるに当たり社内で「チャレンジの日」という社員の夢や志を実現する制度をつくり業務改善や新規事業提案などをしてもらっています。
ベンチャーに年齢は関係ありません。
私は35歳の時から、5年ごとに自分のやりたいことを紙に書きビジョンを明確にしてきました。未来の姿を思い浮かべて、やるべきことを明確にするということはとても大切なことです。
ベンチャーの仕事、リーダーの仕事って、楽しくて、面白いものです。
自分で自分の人生、自分の運命を握っています。私はベンチャーを立ち上げて、充分楽しんで、充分面白くって、これ以上の幸せ、これ以上の果報者はいないと思っています。みんなに喜んでもらって、何より自分自身がすごく嬉しい。
ベンチャーに向いている人というのは、自信がなくて、ちょっと頼りない人の方がいいかもしれません。うまくいくときと、うまくいかないときと必ず出てくるから、そんなとき、ちょっと頼りないほうが助けてくれる人が出てきます。
また、恩師やメンターを持つといい。良いことも悪いことも、楽しいこともがっかりすることも、色々あって毎日がジェットコースターのようです。だから面白い。そしてそれが耐えられるかどうかです。
後ろ向きの仕事が7割あるということも知っておいた方がいいです。自分が全部実行するのではなく、人に任せるということはそこに温度差があるから、人は自分の思ったようには動いてくれません。
でも、夢を持つということは素晴らしいことです。夢を持ったものだけに、神様は計画を立てることができる力をくれます。そして夢の延長線上には志があります。
同じ夢を持つなら、できるだけ大きいほうがいい。大きな夢が志につながり、志が社会を豊かにするからです。