被災者支援プログラムが少しずつですが、増えてきました。
嬉しいですねぇ。
今までも雇用に関して「震災ワークレスキュー」
「岩手県の就農支援プロジェクト」
「震災被災者JOBフェニックス」
「震災被災者エンジニア留学制度」
「ここから村プロジェクト」などを行ってきました。
さらに、9月1日から、広島県の企業で就業実習などを実施し、
就職を支援する「震災関連離職者等就職支援プロジェクト」が始まりました。
震災の影響で離職した広島県で求職中の方、
広島に避難されている被災者の方が対象です。
10月1日から、ビジネス研修や埼玉県内の企業でOJTを行い、
主に埼玉県で就職を支援する
「東日本大震災被災者再チャレンジ就職支援事業」が始まります。
現在、埼玉県に4800人の被災者の方が避難所や公営住宅に避難されていて、
その方たちの就労支援が求められています。
このほかにも宮崎で、被災地の農業経験者などの雇用を支援する「被災者雇用支援事業」。
これは、宮崎の農業法人などで仕事をしていただこうというものです。
冬場に強い宮崎県の農業と、
夏に強い被災地域の農業が連携しながら
季節ごとに産地特性に合わせた出荷体制を構築する。
また、宮崎県と被災地域の人の交流によって
新たな担い手を確保できるのではないか。
さらに相互の資源を活用した新品目や新商品の開発などができるのではないかと、
県を越えた農業連携を図りたいと期待が膨らんでいます。
また、島根でも「しまね被災者就農・就林支援プロジェクト」を行っています。
島根の農業法人などで、農林業技術を習得する実務研修や、
研修中の情報交換などを行うフォロー研修を実施し、
島根県で就農や就林をしていただこうというものです。
島根には180名の方が避難されていて、
その方たちに、地域のニーズに合わせた農林業の人材になっていただければという試みです。
避難地域で、地域貢献する。さらに、それが地元にいきる。
地域間の人やもの、情報が交流する。
日本がひとつになっています。
更新日 : 2011年09月30日
「被災者支援プログラム」
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