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更新日 : 2020年09月25日

地域の中小企業と複業人材を“共感”でマッチングする「#複活(ふくかつ)」プロジェクト

複活」とは複業活動のこと。一般的に「副業」とは本業以外の仕事をすることですが、「複業」は複数の仕事を持ち、どれがメインでどれがサブという序列をつけずに、どれもが本業という働き方です。

パソナJOB HUBはこのたび、経済産業省関東経済産業局主催「関東経済産業局における地域中小企業・小規模事業者の人材確保支援等事業」を受託し、「#複活プロジェクト」としてスタートしました。
これは、中小企業等と、フリーランスや副業・兼業、プロボノ(各分野の専門家が知識やスキル、経験を活かして社会貢献するボランティア活動)等で活動する複業人材を結び付けるプロジェクトです。

近年、複業を希望する人が増えています。自分のスキルや経験を試したい、チャレンジをしたい、地元にかかわってみたい、地域や中小企業の課題解決に興味がある等、思いは様々です。
一方で、地域の中小企業は、今の大きな社会変革の中、事業モデルの転換や組織の再編、IT活用の強化、事業承継、新しい販路の開拓、新しい働き方に向けた対応が求められています。しかし、生産年齢人口の減少などにより、特に地方企業では専門的な知識やノウハウを持つ人材の確保が難しく、また、複業人材の採用や活用に関する経験も少ないため、なかなか外部人材の活用が進まないのが現状です

そこで、複業という新しい働き方を提案し、企業の経営課題の解決やイノベーションの推進を目指すとともに、両者を結び付けることで地方創生につなげてまいります

 

パソナJOB HUBの「#複活プロジェクト」では複業活動をしたいと考えている人材と、複業人材を活用したい地域企業を結び付けます。

 

マッチングにあたっては、能力や条件のみならず、共感と信頼の関係を重視しています。
そのためにフィールドワークを通した交流機会をつくり、企業と直接会い、抱える課題を知り、議論をし、一緒に解決していけると共感した人材のマッチングを目指すことにしました。

 

今年は、静岡県長野県塩尻市茨城県の3地域で実施中。人材と企業の双方に対して説明会やセミナーをそれぞれ開催したところ、たいへん関心が高く、多くの人や企業が参加してくれました。
企業と外部人材の理念、ビジョン、価値観の共感・共鳴によるマッチングに焦点を当て、さらに継続的なスキーム構築やツールを作成し、地域の関係者と連携した新たな仕事の創出や地域活性化の推進、将来的には、この結果を検証・モデル化することで他の地域へも波及させたいと考えています。

 

地域の中小企業の事業成長はもとより、都市部の人材に多様な選択肢を示し地域と関わることで自分自身のキャリアを見つめ直したり、自分が大切に思う地域へキャリアを還元する方法を発見したりすることで、地方創生に繋げたいと考えています。

詳細はこちらをご覧ください。

 

*2020年9月25日現在の情報です。

 

 

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