私は学生の時、「学校を卒業したら自分は社会のために役立つことをしたい、何か社会貢献したい。そのために、賛同してくれる人に資金援助をお願いし、それで活動するのはどうだろう」と父に相談をしました。
そうすると父はこう言いました。
「どんなに素晴らしい社会貢献活動を行いたいと言っても、賛同者を募って資金援助をお願いするのであれば、その支援の範囲内でしか活動はできない。まず、自分で事業を興して、自分の力で資金を稼げ。株式会社を興して広く社会に貢献しなさい。」
このアドバイスは、「企業という車は利益と社会貢献の両輪が相まって前進する」というパソナグループの企業姿勢をあらわす言葉の一つとして、創業以来ずっとかかげられてきました。
このような企業理念がしっかりとあったからこそ、今日のパソナグループがあるのです。
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