東日本大震災から1年以上経過し、
先日、大飯原子力発電所の再稼動が決まりました。
日々のニュースの中で「賛成」「反対」の論議が繰り広げられる中、
僕は日本のリーダー達の発言にどこか、
前向きではないものを感じていました。
「安全」、「節電」、「経済状況」、「自治体の意見」・・・・
様々な意見が出てくる中で、
やはり、リーダーとして持つべきものは「芯」であり「信念」です。
「信念」を持った明確な答えがリーダーから発表された場合、
もしそれが現時点で困難が予想されることだとしても、
人間には、「火事場の底力」すなわち、
「思いもよらない力」、「生き抜く力」があることが忘れ去られているのではないでしょうか?
国民一人ひとりが考えれば、
生活のエネルギーに対する考え方が、全く違う発想から出てくるかも知れません。
逆に、個人の力ではできないことを、
法律を使って生かすことも殺すこともできるのが政治の力であり、
その力を持っているトップが「信念」を持って生かすべきです。
また、消費税法案が可決されましたが、
法案について「賛成」「反対」を繰り返す以前に、基本的なことが論議されていない。
「国民は愚にして賢なり」。
現在の世界情勢、日本の経済状況について
国民はよく理解しています。
その上で、どうしていかねばならないのか。
まず、リーダーたる政府が国民との信頼関係を構築することが、
将来への礎になるのではないでしょうか。
更新日 : 2012年08月14日
芯と信念
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