パソナグループは6月、ベトナム・ダナン市に、デジタル領域を中心とするBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)サービスの新拠点『Pasona DX Hub Da Nang(パソナDXハブダナン)』を開設しました。
ダナンはベトナム中部の中核都市で、豊かな自然に恵まれた素晴らしいリゾート地です。このダナン市とパソナは2019年に「日系企業の進出支援、人材育成・就職支援、観光促進支援」に関する覚書を締結しています。これまで、コロナ禍において思うように取り組みを進めることができていませんでしたが、今後さらに注力していきます。昨年からは、ダナン市から来日したITエンジニアたちが、兵庫県淡路島で活躍してくれています。
このたび開設した『Pasona DX Hub Da Nang』では、主にデジタル領域のBPOサービスの提供と高度なデジタル人材の育成を行います。
まずは、1階から4階の200席をワーキングスペースとし、日系企業をはじめとする様々な企業のDX/BPOのプロジェクト、たとえばデジタル領域における研究開発やシステム開発に関わるBPOサービスを提供。企業のDX推進を支援するとともに、エンジニア人材の採用と育成も進めます。
パソナグループがベトナムへ進出したのは2004年。ベトナム・ホーチミンでIT分野に特化したPasona Tech Vietnam Co., Ltd.をスタートさせました。現在はベトナム国内に5拠点を展開しています。
新たにできた『Pasona DX Hub Da Nang』を通じて、ダナン市との連携をさらに強化し、企業のDX推進に貢献するとともに、ベトナムのIT技術者の活躍を支援していきます。
*2023年8月9日現在の情報です