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更新日 : 2013年09月25日

東京農業大学と一緒に「6次産業化シンポジウム」を開催しました。

<10年間のパソナグループの農業への取り組み>
東京農大と一緒に「6次産業化シンポジウム」を開催しました。
パソナグループは、
10年前にこれからの日本の農業に着目しました。
農業に従事する人がどんどん減っている。
携わる方々が高齢化している。
自給率が低い。
などたくさんの課題を抱え、どうしたらよいか。
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まずは、働く人たちの流動化ができないだろうか。
仕事には、9時から5時までのオフィスでの仕事だけでなく、
ほかの働き方もある。
定年後のシニアの方やフリーターといった若者の働く場として、
あるいは農業に関心があるけれど農家と縁がなく、
さらに経験がないため敷居が高いと考えている方々を支援したい。
そこでまず、自治体とともに、農業を体験できるプログラム
「農業インターンプロジェクト」を始めたのが2003年です。
場所は秋田県大潟村で、その後も青森、和歌山など各地で実施し、
2008年には兵庫県淡路島で、
2011年には栃木県で畑を借りて、
独立就農や、農業分野での起業を目指す方を支援するパソナチャレンジファームという農業支援ベンチャー制度としてを立ち上げ、
パソナが畑を借りて農業従事者を輩出するようになりました。
さらに、パソナ農援隊という会社農業法人を設立し、
農業に関するさまざまな支援を行っています。
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<6次産業化公開フォーラム>
ご存知、東京農大は、日本で唯一の農学の専門大学です。
北海道網走に「オホーツクものづくり・ビジネス地域創成塾」というのを開校し、
ここでは、地域資源を生かしたものづくりを通して
地域活性に貢献する人材を育成しようと、学びの場を提供しています。
今回は、その彼らが実際にどのように6次産業化に取り組んでいるのか、
基調講演とともに公開フォーラムを開きました。
基調講演は、伊豆沼農産の伊藤社長から「農業を食業に変える」というテーマで
お話いただきました。
その後のパネルデイスカッションは、そこで学んだ方々の取り組みに加え、
淡路島のパソナチャレンジファームで生まれたヒット商品バジルペーストの開発話や、パソナ農援隊の田中社長からもお話させていただきました。
200名もの方々がいらして熱心に質問をされたり、
意見を言われたり、
真剣に日本の農業をこれからどうしたらよいか、
模索している姿がありました。
もっともっとたくさんの人が、農業に注目してくれるといいですよね。
そして、農業に関心を持つ人が農業を仕事にし、
さまざまな経験を積んだ方々が、
それぞれ自分の才能を発揮し、
日本の農業が元気になり、
日本そのものが活力あふれるようになることを願います。

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