先日、トヨタのジャカルタ工場の視察に行ってきました。
そこで、まず出してくださったのが、
なんと日本から取り寄せた、
とても美味しい和菓子でした。
まさかジャカルタの地で、和菓子でのおもてなしを受けるとは思ってもおらず、
とても感激すると同時に、
改めて日本の良さを感じました。
考えてみると
私達の生活の中で、3月3日桃の節句は「桜餅」、
5月5日端午の節句には「柏餅」、
お彼岸には「おはぎ」など
季節や行事にあわせたお菓子があり、
さらに地方文化から生まれた
独自の和菓子やおひがしなど古くからの慣わしがあります。
種類もたくさんあり、
季節の花を模したり、
とても美しい。
繊細な表現を、見た目と味であらわす。
日本の食文化は、
日本の四季に合わせた旬の食材を使って、
素材のもつ意味と、
時節の行事の意味とを掛け合わせて表現されています。
ふと気がついてみると、
誕生日会、クリスマスパーティなど何かのイベントのときに食べているものは、
ショートケーキであったり洋菓子の割合が多くなってきています。
「パティシエ」という言葉も定着し、
フランスから修行を積んで日本に戻り大活躍していますが、
今回のジャカルタで、
改めて日本の和菓子は世界に誇れるものとして、
クールジャパンの一つとして、広げていくべきだと思いました。
更新日 : 2013年10月10日
クールジャパンの一つに和菓子は、いかが。
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