2015年4月1日、230人のフレッシュマンを迎えました。
230人が230個の夢を持ってきてくれる。
パソナグループの使命を全うすることができる。
そう思って、お迎えしました。
今日の、感謝、感動、感激を忘れないように。
その気持ちをいつまでも持ち続けていただきたい。
今日は3つのことをお話させていただきました。
一つ目は、時間を大切に、時を大切にということです。
山頭火の言葉に「時、人を待たず、光陰限りあり」というのがあります。
すべてに対し時間を感じる。
どういうことかというと、時の移り変わりに気がつくこと。
万物の移り変わりに眼をとどめること。
そういう感性を持とうということです。
感性を持つということは、社会の移り変わりに気がつき、
社会の中にある問題点に気がつくということになります。
イノベーションというのはそういうものです。
問題点を見出す力を持っていただきたい。
二つ目に、良い社会人、良いリーダーになってほしい。
立派な社会人になるにはどうしたらよいか。
たくさんの人と出会い、接しますが、
一人ひとりに対して思いやりと真心を持って接するようにしてほしい。
良い社会人、立派な社会人になるということは,
真心で心をこめて対応することです。
その心が習慣として身につくと、日々の行動が変わり、
行動が品格に変わり、品格が人格になって形成され、人格が運命を左右します。
これを頭において過ごしていただきたい。
私は、普段から自分に言い聞かせていることがあります。
とらわれない
まどわされない
こだわらない
これを行動規範としています。
自分はなぜ入社したのか、何の目的で社会に貢献しようとしているのか。
その大きなヒントになるでしょう。
三つ目に、自分の可能性にチャレンジしてほしい。
可能性を風船にたとえると、小さいものも大きいものもありますが、
息を吹き込まないとしぼんでしまいます。
自分の風船、可能性を信じて、汗水たらして努力することです。
真心と思いやりで、可能性を信じて精一杯努力する。
ご両親に対して感謝し、
仲間やたくさんの先輩と一緒にいることに感謝し、
健康であることに感謝する気持ちを持っていただきたい。
皆さんと“夢”を共有できる、
そういう気持ちでお祝いの言葉を述べさせていただきました。
更新日 : 2015年04月02日
真心と思いやりで、可能性を信じて精一杯努力する
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