先日、仕事大学校の集まりで僕が尊敬する、野田一夫先生がとても興味深いお話をして下さいました。仕事大学校とは働く意欲はあるけれども、様々な理由から就職をしていない方達にビジネスマナーや研修を通して、就職支援を行っているものです。
全国勤労者福祉・共済振興協会の鷲尾理事長はこの事業コンセプトに大変共感して下さり、仕事大学校の校長にご就任いただいています。
さて、野田先生のお話は、「フリーターという集団統計の呼び方そのものに問題があるのではないか」ということです。
マイオピニオンでもフリーターについての僕の意見を書きましたが、もともとフリーターとは自由な時間の中で個性を活かして、夢に向かって邁進する人たちです。
そういう人たちをフリーターではなくスーパーフリーターとよんだらどうか。
スーパーフリーターとは、組織の中で仕事をしても、自分らしさという個性を強みに、組織に縛られずに生きていく。だから、そのパワーは会社に入ったとしても失われることなく、突き進み、やがては組織とも対等となるでしょう。
サラリーマンも同様、スーパーサラリーマンとして、一組織の中で働きつつ、自分らしさを持っていれば、会社の組織に縛られずに生きていけるはず。そのヒューマンスキルを持って、自由な立場で組織に問うことができるのではないでしょうか。
今の社会では組織に飲み込まれて、自らの力を発揮できずにもがいている人たちがどれだけいるでしょう。これからは組織が人を動かすのではなく、人が組織を動かす時代になると思います。
僕は、スーパーフリーター・スーパーサラリーマンが活躍できる社会をつくることで社会の問題点を解決していきたいと思います。
更新日 : 2006年08月30日
スーパーフリーター
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