早稲田大学「大隈塾」は、21世紀の日本のリーダーとなるべき人材を育成するという高い志で作られました。2002年から始められ、塾頭は早稲田出身のジャーナリスト田原総一朗さん。
田原さんの熱い思いで、政界、財界、言論界からゲスト講師を招き、学生たちに講義をし、みんなでデイスカッションをして談論風発！
僕が話をしているときに田原さんから次々と質問が入り、１、２年生を中心にした200名ほどの学生たちと会場中が一体になってすごい熱気です。
しかもみんな意欲的で、質問の時にはいっせいに手があがり、授業時間が終わってしまいやむを得ず打ち切らざるを得なかったのが申し訳ないぐらいでした。そのエネルギーと前向きな姿勢に、これからの日本を背負う若者たちに大いに期待できるなという思いを強くしました。
僕が「夢と志を持って挑戦し続けることが大切」ということや、「社会の問題点を解決するのが経営理念」という話をしたら、「この汚れた社会にメスを入れるのは難しくないか」という質問を受けました。
とにかく熱意をもってチャレンジし続けることです。
僕が派遣という仕事を始めたときには、派遣という働き方はもちろんですが、言葉もなかったんです。その後、労働者派遣法という法律ができました。
志を持ち、多くの仲間が集り、そして仲間みんなが力をあわせればきっとうまくいく。
頑張ってやっていれば、必ず、灯りは見えてくるものです。