先日、海外赴任している社員と話していたら、
海外にいて一番困るのは、わからないことがあったり悩みがあるときだと言っていました。
日本でどうしていいかわからない時は、
一応言葉は通じるし、友達もたくさんいるし、専門機関も探すことができます。
ところが、海外にいると、海外に住んでいるというだけで緊張感がある上に、慣れない環境での仕事、家族の生活、子供の学校のこと・・
僕もアメリカに住んでいたことがあるので、本当によくその気持がわかります。
先日、専門家の方が、自殺者の70%は遺書も残さず、突発的に自ら命を絶ってしまうと話しておられました。
もし、家族や友人に何かあったら、「もっと自分は何かできたのではないか」「自分が手を差し伸べたら何か変わっていたんじゃないか」と自分を責め、周りまでもがうつになってしまったりするケースも多いそうです。
こんなに豊かな社会なのに、教育問題や介護問題に関わるニュースを毎日のように聞きます。
精神的な面で昔よりも悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。
以前このブログでご紹介したセーフティーネットの山﨑さんと、
海外に長期間赴任される方、そのご家族、または単身赴任の方の「悩み相談室」を作ろうと話しました。
みんながイキイキと自信と誇りを持って自分の夢に向かって頑張れる社会にしたい。
できる範囲で解決してあげられる仕組みづくりを「メンタルサポートシステム」としてパソナではしていきたい。
パソナがやることは、まだまだたくさんあります。
更新日 : 2006年11月22日
海外赴任向けのメンタルサポートサービス
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