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更新日 : 2006年12月21日

学力社会へ逆戻り?

子供たちの教育環境の様子が大きく変わってきています。
学区に限らず入学する学校を選べるようになったり、授業内容も学校によって少しずつ異なったり・・。
今まで公立学校は、学校ごとの差があまり生まれないように進められてきましたが、最近ではそうでもありません。
反対意見が出て結局手直しされたけれど、東京都足立区では学力試験の結果によって学校の補助金額を決める方式を一時発表しました。
もちろん学区制度が変わり、区や学校は魅力ある教育のアピールが必要でしょうし、先生達のやる気を喚起することも必要です。しかし、本来、知識はツールにすぎません。
自分を豊かにするためのものであって、人と区別するためのものではないのです。
これからの教育には、学力のものさしではなく、個性のものさしが必要です。
スポーツや、音楽、アート、ボランティア、人と輪を築くこと、笑顔が良いことなどみんな得意なこと、好きなことがあるはずです。
人にはそれぞれの才能、能力があり個性がある。どれも素晴らしい才能であり、可能性は多様なのです。
一人一人の個性や能力を生かしてこそ、組織も、社会も、そして学校も活気を帯び、活力が生まれてくるのです。
子供たちの未来を大きく広げたい!僕はそう願ってやみません。

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