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更新日 : 2007年03月14日

若者たちと語ったら・・

レストランで30歳前後の若者と話す機会がありました。
厨房やフロアーで働く彼らが大学を卒業するとき、ちょうど景気がよくない時期で、企業に勤められなかったそうです。
でも今考えるに「大企業に入っても、優秀な学校でないと役員にもなれない」「もし企業に入れたとしても、歯車のひとつになって使い捨てされる」「出世できない機械人間でおもしろいのだろうか」「中小企業に就職できても、キャリア形成や福利厚生で不安はないのか」という思いがつのるというんです。
「コックさんでかわいそうといわれるが、本当にそうだろうか?ぼくらは、まったくそうは思わない。本当によかったと思っている」
と話していました。
さらに、世の中では「正社員がいい」という言い方をしているが、「それは失礼だ」というのです。サラリーマンで、正社員であることだけがいいことではない。
正社員だけが安定していて、強い立場にいられると思い込み、「弱いものを助ける」ような風潮があるが、それは違っているのではないか、とみんなで口をそろえていっていました。
画一的に見ることによって、かえって人を活かさないということも考えられますね。
新しい働き方、新しい価値観、一人ひとりの個性を活かし、一人ひとりが夢や志を実現できる、そんな社会でありたいものです。

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