先日、TV東京の「ワールドビジネスサテライト」にインタビュー出演しました。
「官から民へ」という「市場化テスト」についての特集で、ぼくのコメントはハローワークに関して、ほんの1分ほど放映されました。
市場化テストというのは、これまで「官」がしてきた「公共サービス」について、「官」と「民」が対等な立場で競争入札に参加し、価格・質の両面で最も優れた者が、そのサービスの提供を担っていく制度とされています。
ハローワークに関して言えば、経済財政諮問会議に厚生労働省が提示した案は、
1、全国576箇所のハローワークのうち、都内2箇所で無料職業紹介と就職相談などの事業を市場化テストとする。
2、官側の職員が従来どおりの業務を続け、民間側は建物の一角に窓口を新設する。
3、求職者は官民の窓口を自由に選ぶ官民併存型となる。
としています。
また、全国の求人情報をハローワークの職員はオンラインで検索できますが、民間はCD-ROMによる情報提供にとどめるなど範囲が決められています。
どんな分野でも官とか民とか区別せずに流動化したほうがいい。
色々なものや情報、人が、自由に行き来して動いたほうが、世の中が活性化して元気になります。社会が元気になるために、まずは始めてみて、お互いのよさをミックスさせ、利用者のためになるサービスを提供していくことが大切ではないでしょうか。
更新日 : 2007年05月25日
互いのよさをミックスしよう
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