言葉で伝えられることって、考えてみると少ないですよね。
若い人たちの話を聞くと、言葉が足りなかったり、言葉にしていなかったり・・。
僕も若かったころ、どう表現していいかわからない、今でもそうだけど、そういうことってありました。
上司は、上からも下からも情報が入ってくるけれど、
若い人たちはそうではない。入ってくる情報が違います。
年次を重ねれば、経験や体験を通して知識が増え、色々なことがわかるようになってくる。
お互いに分かり合うためには、
これからを担う若者たちの言いたいことをくみとらないといけませんよね。
その人の立場にならなければわからないことってたくさんあります。
例えば、病気もかかってみないと病気の人の本当の気持ちはわからないし、
男性なのか女性なのかでも、感受性や環境、立場の違いなどあるから、
「理解しあう」という意識が大切です。
言葉では言えない悩みというものもあります。
そういう「言外の意」を含んだ上で、行動しなればならないと常に考えています。
さらに言えば、感応道交(互いの気持が通じ合う)ですよね。
心を込めて相手に接することで、相手がそれに感動してくれる。
すると気持が通じ合い、そこに信頼関係が生まれる。
一人ひとりが、そういった考えで行動すれば、
社会にあるさまざまな問題を解決する糸口がみえてくるのではないでしょうか。
更新日 : 2008年06月25日
言外の意
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