「すてきな言葉と出会う祭典―『言葉の力』を東京からー」という
東京都主催のシンポジウムに参加してきました。
「これからの社会で求められる言語力～東京から『言葉の力』を再生する」
というテーマで、
東京都副知事の猪瀬直樹さん
現代美術家でアーティストの村上隆さん
日本教育大学院大学客員教授の北川達夫さん
フリーアナウンサーの高樹千佳子さん
そして、ぼくとのパネルディスカッションでした。

「若者の活字離れについて」「言語力の低下」「活字離れに対してのアプローチ」
この3つを軸に、それぞれの意見を言いました。
現代の若者と、昔の若者と何が違うんだろう。
今の若者は、ひょっとすると表現能力の養い方を学んでいないのではないか。
今、大卒の10人中4人が就職できないのが現状です。
パソナのフレッシュキャリア社員制度にきてくれる大学生に、ぼくは「夢」と「志」の違いを話します。
「夢はある意味、自分自身が幸せになることだけど、志はたくさんの人を幸せにするんだよ」と。
そういうことを、どういうふうに表現すればいいかを教えてあげると、
みんな元気になってくるんです。
みんなが、社会全体を豊かにするために、
励ましたり讃えたりするようなきれいな言葉を使えるようになるといいですよね。
「英雄は若者から生まれる」（ナポレオン）
そして
「知識をつけることは、行動することの始まりであり、
行動することは、つけた知識を完成させることである。
行なわなければ、知っているとは言えない。
知っていても行なわないのは、まだ知らないのと同じである。
知って、行なってこそ、本当の知恵、真知である」（王陽明『知行合一』から）
みんなにチャンスがある。
まだ、卒業後の就職先が決まっていない方たちは、
ぜひパソナを訪ねてください。
待ってますよ。