若者の内定率が低いのは、
ミスマッチによることが多いと思うのですが、どう思いますか。
まず情報のミスマッチ。
大学の就職センターが、
もっとたくさんの情報を学生に提供できると情報のミスマッチがなくなるのではないか。
中小企業でも、素晴らしい企業がたくさんありますよね。
中小企業の社長は、経営力もあり、技術なども素晴らしい。
社長はオーナ-であり、技術者でもある。
そんな社長が、経営哲学をうまく言い表し、
会社のHPなどを上手につくったらどうだろう。
本来のその企業の魅力が見えて、みんなが「働きたい」と思うでしょう。
そうした情報を学生が知らないことがミスマッチになるのではないか。
パソナの営業マンが中小企業に営業をした結果、
この3,4ヶ月で1000名以上の雇用が生まれました。
ぜひ、このミスマッチをなくしたい。
次に、教育のミスマッチ。
大学は相変わらず、
理学部、工学部、経済学部といったすみわけで入学させますが、
企業はどんな人を求めているのか。
ベンチャー精神や、コミュニケーション力、プロデユース力がある人が求められています。
そうした人たちを育てる教育に変わっていくとよいのではないか。
最後に、産業構造のミスマッチです。
ものづくりから、サービス、バイオ、ITへと時代が変化する中で、
農業も1次産業から今では、第6次産業へと変わっています。
その産業構造の変化に気づくと、ミスマッチが解消されるのではないか。
国を挙げて、
費用もかからず、
即効性があるこの3つのミスマッチの解消に脚光を当ててみてはどうでしょうか。
更新日 : 2010年12月15日
問題点はミスマッチ
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