僕は、会社はベストセラーより、ロングセラーでなければならないと考えています。
ロングセラーとして、長く社会から必要とされる会社。
パソナグループはこれからもずっと、
世の中から必要とされる存在でありたい。
これまで、おかげさまで35年間ロングセラーカンパニーとして
その歴史を築いてくることができました。
その要因は・・。
1つ目は、常に「パソナグループの経営理念、ポリシーが明確化されていた」こと。
社会の問題点を解決するという企業理念があり、
パソナグループは何のために働き、何のために存在するのか。
こうしたビジョン、社会への役割、使命が明確で、
社員一人ひとりが自覚していたのではないか。
2つ目は、「知識よりも行動が勝った」こと。
考えるよりも先に動いてきました。
頭が光ってもいかん。
おでこが光ってもまだまだいかん。
足の裏が光ってこそパソナの精神であると、常々話してきました。
3つ目は、皆が「会社を愛し、そして自分たちの仲間を愛した」から。
もし、パソナにかかわってくれる人、皆が会社の理念を理解せず、困難を克服しようとしなかったら、
今はなかったのではないでしょうか。
一人ひとりが、会社を、そして仲間を大切にし、ベクトルをひとつにしてきました。
4つ目は、「今の自分たちの立場を運命と信じた」。
新しい雇用形態を作る。
社会の問題点を解決する。
それは自分たちの運命であり、社会の役割であると信じたからこそ、それがエネルギーとなって、
ここまで導かれてきたのではないか。
これら、4つの要因があったからこそ35年間、続いてきたのではないでしょうか。
高い志と使命感を持って、リスクがあってもやりぬく。
その使命感と志が、
社会における存在意義となってロングセラーの会社を作っていくのではないでしょうか。
更新日 : 2011年02月25日
4つの要因
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