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更新日 : 2011年03月05日

自分は何をしたいのか

新聞の投書欄に、中学生が、
最近の大学生の就職氷河期を憂いているというコメントを寄せていました。
「頑張って学歴の高い大学、大企業に入れば、一生安定した生活が送れると思っていたのに・・」
ということ。
「安定=幸せである」という意識が強くあり、
「自分が何をしたいか」「何に興味を持って何になりたいか」という気持ちを重視していない。
そして人生の豊かさ、つまり幸せの第一条件が「安定」と思っているのは、寂しいですね。
また、テレビでのインタビューで多くの子供たちが
「将来なりたいものは」という問いに、
「公務員になりたい」と答えていました。
「公務員になって、これをやりたい」というのではなく、
「公務員という立場が安定しているから」ということです。
たくさんの可能性を秘め、きらきらと輝く未来への夢があるはずなのに、
大きなものに対するチャレンジ精神をもって「これをやりたい」と思っていいのに、
僕が小学生のときは、「安定」ということなど考えなかったなー。
これは、周りの大人の社会の影響ではないでしょうか。
「何が心配ですか?」と聞かれれば
「年金」と答えるようなことを子供のころから聞かされていたら、
そういうことが判断材料になってしまう。
本当は、人生を豊かにして満足するのは、
自分がしたいことは何かを理解して努力する。
そういうチャレンジ精神を持ち、その夢をかなえようという心構えを持つこと。
子供たちには、そういう考えを持って、
希望を胸に成長してもらいたいと心から願っています。

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