毎日、蒸し暑いですねぇ。
子供のとき、夏は31、2度だったと思うんですが、
今は、36、7度になる。
気象が変わったようですね。
夏の午後から夕方にかけて毎日のように降った夕立も降らないし、
入道雲も見ないような気がします。
入道雲って、夏らしくていいんですけどね。
呉服橋のビルは、緑のカーテンに覆われています。
百日紅（さるすべり）がぎらぎらした太陽の熱をさえぎってくれるばかりか、
ピンク色のきれいな花もつける。
ＣＯ２の排出量も少なくなるし、
緑が目に優しい、
暑さも和らぐし、
エネルギー対策に役立っています。
先日の土曜日は、夏休み親子体験「グリーンカーテン体験イベント」を開きました。

まずはビル全体がグリーンカーテン（植物）に覆われているのに、子供たちはびっくり。
植物は太陽の光を遮ってくれるだけでなく、
水をあげると空気中に水を出して気温を下げることなどを担当者が説明すると、
感心しています。
また、パソナで調べた、
一番温度差のあるときにグリーンカーテンのあるところとないところでは10度以上涼しくなっていることや、
ビルが出す二酸化炭素の量が一年間で約7トンもあることなどもお話しました。
当初、環境省から環境クールシティ中枢街区パイロット事業として認定されたとき、
年間2トンに想定していましたので、大幅アップ。
7トンというのは、杉の木460本が一年間に吸う量だそうで、
グリーンカーテンのパワーってすごいですよね。

アーバンファームのグリーンカーテンは、
各階のバルコニーに冬に葉を落とす落葉樹が植えられています。
フジや140種類のバラがメインですが、
夏はサルスベリ、ノウセンカズラ、
冬にはみかん、秋にはもみじと季節の移り変わりを目で感じることができる。
こういうビルが増えていくといいですね。
楽しみながらエコ対策ができるなんて、いいと思いませんか。