パソナ・シャードーキャビネットでは東日本大震災後に新たに「復興支援省」を創設。
被災地へ継続した支援活動をしていこう、
中長期的に考えて実行していこうとメンバーを募ったところ
全国で35名が手をあげてくれました。
“みんなの絆のチカラで被災地へ希望のヒカリを”をスローガンに、
雇用支援・産業新興支援・行政支援・コミュニティ支援・教育文化支援の分野で、
東北、東京、東海、関西の各ブロックに分かれて
積極的に被災地への支援の輪を広げています。
すでに10個のプロジェクトが動いていますが、
その中の「こころの復興支援事業」で10月23日、
「パソナ・東北こどもオーケストラ」の活動が始まりました。
東日本大震災で被災したこどもたちや、
避難して暮らす子供たちの心を、音楽活動を通じて癒したい。
音楽の力を活かして心のケアに取り組みたい。
子供たちと地元の方たちとの絆がより強くなるよう、
安心して暮らせる地域の “コミュニティ再生”をしていきたい。
そうした想いで、福島県・郡山市に設立。
郡山市は以前から音楽教育に熱心に取り組んでいます。
郡山市の小・中学生を、楽器演奏の経験のあるなしを問わず募集し、
第一回目の練習開始です。
場所は、郡山市橘小学校。
ワクワクどきどきしながら、
50人あまりの小中学生のこども団員達が集まってくれました。
自分の楽器を持ってくる子、
初めての子は好きな楽器を学校から借りて、
音を出したり、メロディーを合わせたり。
心を合わせて演奏する。
友達も増えてニコニコ顔です。
「なかなか外で遊べなかったり、精神的に不安定になることもある環境の中で、
夢中になれる目標が持てるこうした機会は大変ありがたい」と
ご家族から感謝の言葉をいただきました。
嬉しいですね。
これから月に一度練習していきますが、
プロのオーケストラの指導者や演奏家の指導が受けられます。
東京・神戸を中心に活躍する女子弦楽合奏団の
「ブルームクァルテット&アンサンブル」に音楽指導パートナーとしてご協力いただき、
被災地地元のオーケストラ「郡山ジュニアフィルハーモニーオーケストラ」、
それにパソナで仕事と音楽活動の両立をサポートするパソナ・ミュージックメイトの若手音楽家、
文化創造事業を行うパソナ・アテンポが参加します。
来年3月11日に、郡山市でアイネ・クライネ・ナハトムジークを演奏するのを目標に練習していきます。
いつでも入りたい人、きてくださいね。
運営をお手伝いいただく大人のボランティアも募集しています。
待ってますよ~。
お問い合わせは、東北こどもオーケストラ事務局 TEL 03-6734-0231
Email:shadow-fukkou@pasonagroup.co.jp
シャドーキャビネット 復興支援省
更新日 : 2011年10月29日
「パソナ・東北こどもオーケストラ」
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