「エコ博」開催のこと、以前にブログで書きましたが、
11月11日の「エコ博」でパソナグループ本部・アーバンファームについて少しお話しました。
エコというのは、「ストレスフリーの社会をつくろう」ということではないか。
国全体、地球全体のストレスフリーを考える。
僕は、すぐ身近なところから始めようと、このアーバンファームを創りました。
パソナグループ本部・アーバンファームの概観を見てください。
緑がきれいでしょう。
壁面緑化というのは通常シダを使うんですが、
このビルはベランダで200種類以上の落葉植物を育てています。
それが外にも枝を広げるのでビル全体が緑になるんです。
ですから、夏は葉が茂って太陽をさえぎり、冬は落ちて太陽を迎え入れる。
5月や10月はバラの花に囲まれてきれいですよ。
以前に大手町野村ビルの地下2階で育てていた稲をはじめとした植物も、
建物の中で栽培しています。
一階の稲は節電のため今は育てていませんが、
インゲンやとうもろこし、きゅうりやヘチマが受付のそばで実っています。
そういうのを見ただけで、何だか楽しい気持ちになりませんか。
アーバンファームを創ったのには3つのねらいがあります。
健康、農業、エコ。
まず、健康。何より一番大切な「人」を大事にしたい。
社員はストレスのない毎日が過ごせるように、朝、出社したら植物に水をあげて、
日々育つのを見る。
緑に包まれたオフィスでストレスのない毎日を過ごしてもらいたい。
それから、新しい農業のあり方を考えよう。
毎日のように世界の首脳陣が見学にいらして、
アイデアを話していかれます。
先日いらしたNASAの方は「宇宙ステーションの中で生野菜が食べられる」
「生花が咲いているのを見られたら」などとお話されていましたし、
植物があれば潜水艦の中でもストレスが解消できる、
砂漠の国にも応用できると、様々な話がふくらみます。
そして、街の環境として、このアーバンファームがどんな役割を果たせるか。
社会のストレスが少しでも軽減できたらいいですね。
更新日 : 2011年11月12日
「エコ博」でお話しました。
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