3月31日、「ここから村」の修了式がありました。
「ここから村」は、兵庫県淡路島のプログラムで、
農業と芸術活動を通じて地域活性化を促す人材を育成しようと
去年の4月から始め、これまで150名の若者が参加してくれています。
修了式には、去年の4月に入社して一年間学んだ一期生50名の若者が巣立っていきました。
式の送辞や答辞も見事だった。
彼らの中には、洲本市で採用されたメンバーもいます。
市が取り組む、都会出身の若者を過疎が進む地域に受け入れて
活性化に向けた活動をする「地域おこし協力隊」の隊員になったり、
音楽関係に進む人、地域活性にかかわる仕事に進む人など、
みんな希望に向かって歩き始めました。
「ここから村」で学んだことが、いきてくれるといいなぁ。
一年間彼らは、農作業をしながら、それぞれのやりたい活動で起業できるように
様々なことを学んできました。
社会人として必要な基礎研修を行うビジネスカレッジ、
新規就農に必要な基礎研修やOJT研修を行うアグリカレッジ、
芸術家に必要な企画力やマネジメントスキルの習得をするアートマネジメントカレッジ。
何を感じ、何をいかすことができるか。
これからにかかっています。夢と希望あふれる一歩を踏み出しました。
4月に入り、「ここから村」は新たなステージに入りました。
4月14日、15日は「ONE STEP」に続いて音楽祭第2段を開催。
「パソナチェンバーミュージックオーケストラAWAJIデビュー公演」です。
チェンバーミュージック(室内楽)とは、
宮廷音楽として広く貴族に愛された小編成のオーケストラのようなもので、
この「パソナチェンバーミュージックオーケストラAWAJI」は去年10月に誕生しました。
今度の音楽祭は、ここから社員メンバーと、世界的に活躍する指導者&演奏家の共演です。
音楽監督には、
東京交響楽団正指揮者・山形交響楽団音楽監督の飯森範親先生をお迎えし、
プロフェッサーには普段からご指導いただいている
ヴァイオリニストで長岡京室内アンサンブル音楽監督の森悠子氏、
さらにゲストに2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール最高位を受賞された
川久保賜紀さんをお迎えします。
14日は、ブランデンブルグ協奏曲第5番(バッハ)、バイオリン協奏曲(ハイドン)。
15日は、組曲「四季」より「春」「夏」(ヴィヴァルディ)、アイネクライネナハトムジーク(モーツァルト)。
両日とも2時からですので、どうぞ、淡路まで足を運んでくださいね。
お問い合わせは0799-73-2280
更新日 : 2012年04月11日
「ここから村」 新たなステージです
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