ここ数年、
日本企業が海外進出を急速に進める中で、
グローバルに活躍できる人材へのニーズが高まっています。
一方で、日本の若者には
海外で働くために十分な英語力や
ビジネス経験を磨く機会が不足しています。
企業の求める人材像の変化に教育がまだ追いついていません。
そこでパソナが昨年2月から実施している
大阪府「中小企業のためのグローバル人材育成事業」では、
パソナグループの海外ネットワークを活かして
中国、香港、台湾、シンガポール、ベトナム、インドなどで
OJT研修を実施。
これまでに135名の若者が訓練生として参加し、
企業に将来の中国工場長候補生として採用されたり、
海外研修での営業経験を買われて就職が決まるなど、
力強い一歩を踏み出し始めています。
「人は国家なり」「人は石垣」と言われますが、
国にとっても企業にとっても「人」こそが最大の財産です。
そして何よりも大切なのは、
人々が安心して働き、
安定した生活を送れるようにすることです。
「経世済民(けいせいさいみん)」というように、
世を治め、民を救うことこそが経済の目的であって、
GDPなどの数字そのものが目的になってはならない。
その本質は決して見失ってはなりません。
そしてそれは企業にとっても同じであると私は考えます。
新しい政府が誕生し、
新たな変化が訪れるであろう2013年も、
働きたいと願うすべての人が才能・能力を発揮し、
より豊かな人生を送ることができるよう、
真心こめて雇用創造に取り組んでまいります。
更新日 : 2013年01月22日
「人」こそが最大の財産です。
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