大阪で、高校を卒業して就職先が決まっていない若者を対象に
就職を支援する「高卒生キャリア支援プロジェクト事業」を開始して、
今年で4期目になりました。
9ヶ月の間、パソナの契約社員になって社会人としての基礎知識や、
職場で必要な基本的技術を習得してもらう。
そこでは、社会人としての心構えや、
職業意識、マナーに加えて基本的技術を学ぶ基礎研修、
医療福祉・ファッション・PCなど専門スキルを身につける専門研修、
府内の企業で実際に働く体験をする企業体験実習をしてもらいます。
その後、地元企業への就職を支援していくのですが、
前回のプロジェクト生の就職率は8割以上。
様々な業種の企業に就職し、資格もたくさん取った。
みんな、すごいよねぇ。
研修中に自分がやりたいものを見つけたり、
軌道修正したり、
良い機会をもらったと喜んでもらっています。
パソナの担当者は高校生一人ひとりとじっくりと向き合い、
地道に、こつこつと、足の裏をツルツルにして
OJT先の企業とも信頼を深めています。
そうした、人に対する、企業に対する思いやりが温かい関係を築く。
素晴らしいことだよねぇ。
受け入り先企業も、彼らの入社に際して
紅白饅頭を用意してくださったり、
その日には、担当者も一緒に招いてくださったり、
本当に温かい。
就職したのちには、
「仕事への意欲が高い」
「成長が早い」
「将来が楽しみ」と嬉しい言葉も頂いています。

この前行われた入社式では、
「社会人一日目の日を一緒に迎えられたことが嬉しい。
仲間がいて、先輩がいて、困ったときや悩んだときにはそばにいるということを忘れないでほしい。
日々努力して、頑張って、一歩でも進むために勉強していってほしい。
常に一生懸命に取り組んでいこう」とお話しました。
彼ら総勢200名。
大阪の未来を担う若者たちです。
雇用のミスマッチをなくして、
地域経済の発展に寄与していければと願っています。