せっかく専門的に法律の勉強をしても、
仕事につけない人たちがいます。
法科大学院で法律をしっかり学び、
卒業する人は毎年4400名。
その中から司法試験に合格するのは毎年2200名。
あとの人たちは、
卒業する20代後半に新たなキャリアをスタートさせることになります。
ただ、新卒生の枠では入れず、
専門職としてのポストはわずかで、
中途採用だと実務経験が必要。
でも、実務経験がないのだからミスマッチが生まれます。
企業は、法律の専門家はほしいですよね。
さらに社会人としても有能で、
ゼネラリストとして活躍してくれれば採用したいと考えています。
それなら、自信を持って社会に飛び出せるようなインフラ作りをしよう。
そのためには企業人として学ぶことが必要になるかもしれません。
こういう、ミスマッチってたくさんあるかもしれませんよね。
たとえば、理工系の博士課程を卒業した人たち、
文系のドクターを卒業した人たち、
会計士の人たちもそうかもしれない。
専門知識をいかせるのが、本人たちにとっても嬉しいでしょうし、
企業も採用したいわけですから、
うまくマッチングできるといいですよね。
彼らがイキイキと働けるように支援をしていきたいですね。
更新日 : 2013年06月19日
法科大学修了生を支援したい
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