パソナグループは、
誰もが自由に好きな仕事を選択でき、
それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができる社会を目指しています。
夢と志を持ってチャレンジしてほしい。
企業に属していなくても
安心して働けるインフラを整えたい。
そんな社会になるといいですよね。
しかしまだまだ世の中には、たくさんの課題があります。
社会も学生も「学校卒業=就職」が当たり前になっていて、
企業に就職することそのものが
人生の目的になってしまっている。
仕事とは何か、
その会社の事業は何か、
自分はどんな仕事をするのか、
何が自分の使命なのか、
よく考えずにイメージだけで就職すると
会社に入ってから「こんなはずではなかった」と愕然とします。
そして目の前の現実に希望を見出せず、
3年で3割以上の若者が離職してしまうのが現状です。
本来、働く人の目的や価値観は様々です。
働くことを通じて社会でどう自分を表現したいのか。
経済的なことだけでなく、
共に働く仲間と喜び合うことや、
社会の役に立ちたいと願う心の豊かさを求めている人も少なくありません。
趣味を仕事にしたり、
複数の会社に勤めるダブルキャリア、
あるいはトリプルキャリアができたり、
個々人のライフスタイルに合わせた働き方を
自らが選択できる社会の実現が望まれます。
今、政府を中心に“働き方”に関する改革が議論されています。
「雇用維持型」から「人材の流動化」への転換、
企業における女性の活躍推進が打ち出されるなど、
ぼくたちが取り組んできた課題について、
社会の関心も高まっています。
いまこそ、“国家目線”や“企業目線”の雇用制度から、
“働く人目線”の制度へ、
すなわち個人の価値観や夢・志を実現しやすい働き方に
転換を図るべきではないでしょうか。
企業に勤めない働き方が増えると、
もしかしたら一時的には国家の税収は減少するかもしれません。
しかし、3年後5年後、長い期間で見た場合、
一人ひとりが生きがいを感じなら、
定年を気にすることなく
ライフスタイルに合わせて自由に働くことができる仕組みを作ることで、
将来、国も企業も発展し、
真に豊かな社会を築くことができるのではないか。
個人が自立し、一人ひとりが力を発揮することが、
国全体の力になります。
働きたいと願う一人ひとりが
安心して働くことができ、
自ら創る明るい未来に思いをはせることができる。
そんな社会を目指して、
働く人を応援するために力を尽くしてまいります。
更新日 : 2013年09月12日
「一身独立して、一国独立す」
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