先日シンガポールに行ってきました。
シンガポールの歴史は新しく、
国際競争力に富み、
ヨーロッパやアジア各国から多くの方々が訪れています。
夜遅くまでデザイン性の高いホテルや水面をサーチライトが照らし、
心地よい噴水の水音の中、
皆ワイワイ楽しんでいました。
実はシンガポールでは、「水」が大変貴重な資源です。
雨はたくさん降りますが、
国土が平坦で狭いため貯水池だけでは足りず、
海外からパイプラインで輸入しています。
最も大切なライフラインである水の確保は、
シンガポールにとって大きな課題となっています。
日本の私達の日々の暮らしでは、
のどが渇けば蛇口をひねって簡単に飲むことができ、
料理にも、
花の水遣りにも、
お風呂にも水をふんだんに使っています。
そんな安心した日常を送っていますが、
地下水などの水資源を目的に
日本の山林が外国資本に何年にも渡り買収されています。
世界的な水の獲得競争がなされる中、
日本の地下に眠る豊富で上質な水資源を狙って
海外から格安な森林取得が行われている。
本来であれば、政府が法をもって
日本の資源を守るべきなのではないでしょうか。
日本のゆるやかな土地取引では、
目的も問われず、
利用方法などの事前届出も必要ありません。
気がつけば、裸の王様になり、
一番貴重な資源を手に入れられないということにならないか・・・。
果たしてこれでよいものなのかと感じました。
更新日 : 2013年10月23日
大丈夫か、日本の水資源
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