目は希望を表し、
声は活力を表し、
微笑みは品格を表し、
物腰は人格を表します。
そして表情は感情の全てを表します。
表情一つが
おもてなしにつながるのではないでしょうか。
また、同じ言葉を発するにも、
言い方一つで相手が受け取る印象は大きく違ってきます。
笑顔で言っているのか、
怒りながら言っているのか、
優しい言い方をするのか厳しい言い方をするのか、
どういう言葉の使い方をするのか・・・。
まったく印象が変わります。
たとえば、レストランで最後の客となり、
閉店時間になろうというときに、
お店の方から「十分召し上がっていただきましたか。
ごゆっくりして頂けましたか」と言われるのと、
「閉店となりますので何かいりますか」聞かれる場合。
パーティの最後の客となったときに、
ホストから「皆様、大変お楽しみいただけたようでよかったです。
楽しいひと時を、ごゆっくりお過ごしいただけましたでしょうか」といわれるのと、
そろそろお開きの時間ですが・・・・」と促される場合。
昼食時に訪問先で「もうすぐお昼の時間ですが、どうされますか」と言われると
もう帰らないといけないと催促されているように感じますが、
一緒に昼食をとりたい、心から召し上がっていってほしいと思うと
「ご用意しておりますので一口だけでも・・」という言葉が出てきます。
「言外の意」とはよく言ったものですが、
日本人は言外の意を汲む文化があります。
おもてなし文化が見直されている今、
日常の物腰を見直して
お互いに気持ちの良いコミュニケーションを心がけていきたいものですね。
更新日 : 2013年11月26日
おもてなしの心
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