学生を採用するリクルーティングセミナーで、
毎回学生に3つの事を話しています。
1つは、海外へ行くことの大切さです。
1年でも2年でも留学して語学力をつけるのも大切です。
でもそれだけではなく、感性豊かなときに自由な時間を使って、
海外から日本を見ることが大事。
今まで正しいと思っていたことが海外では非常識であったり、
日常生活のちょっとしたことが宗教や文化によって違っていたりします。
色々な考え方があることを知り、
習慣なども国によって違って、
幅広く物事を見ることができるようになります。
たとえば、大学を卒業してすぐに全員が就職しないとだめだとか、
将来何をしたらよいかわからない・・・ではなく、
海外に行くことで、
将来の夢が見えたりすることもあります。
ギャップイヤーを持つのも大切かもしれません。
ボランティアでもいいし、勉強でもいいし、旅行でもいい。
今の自分の人生の前が大きく開けるきっかけになるでしょう。
2つ目は、学生にとって一番大切なのは時間。
自由な時間は学生の特権です。
その時間を大切に使ってほしい。
僕の友人は、学生時代、夏はお中元、冬はお歳暮の時期にアルバイトに行ったり、
喫茶店とかレストランのアルバイトに精を出していました。
お金を稼ぐのは、社会に出て会社に入ったら否が応にもできます。
一日中、朝から晩まで働くわけで、
人生は長く、おそらく定年までお金を稼ぎ続けないといけません。
だからアルバイトをするなら、
最低限の食べ物と本が買えるくらいにして、
しっかりと考えることです。
何ができるか、自分だけの方法を見つけて目標を持って、
限られた時間を、自分なりに一生懸命使うということです。
時間というものに真剣に向き合ってほしい。
3つ目は、体力づくり。
春夏秋冬に合わせたスポーツでもいいし、
強い足腰をつくるのは大切です。
社会人になってからの条件は、
政治家でも、ボランティアでも、経済人でも、
リーダーの条件は、体力です。
僕は、家が六甲山のほうだったので、
近くの駅から30分毎日山登りをしていました。
そして、犬の散歩で、大きなシェパードを連れて
自転車で山道を登っていたものです。
今にして思うと、車が少ない時代だからできたんでしょうね。
スポーツクラブに入っている人は大丈夫かもしれませんが、
運動不足の人は要注意ですね。
一日に3時間ぐらい運動したほうがいい。まずは、体力をしっかりとつけてほしいですね。
更新日 : 2013年12月04日
若者に大切だと思うこと
記事分類 :
BLOG