「実践グローバルリーダーシップ」特別公開講座でお話しました。
以前にも書きましたが、
パソナグループと大阪大学の共同授業で2010年から毎年開講しています。
僕は、大阪大学大学院国際公共政策研究科の招へい教授として
授業をさせていただいていますが、
今日は、東京と大阪をつないで講義をしました。
「これからの時代のリーダーシップ ~起業と地域活性化による雇用創出~」です。
<雇用を生む リーダー論>
1976年にパソナグループを創業して以来
「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと挑戦し続けています。
そこで、「雇用を生む」という観点からリーダー論を語らせていただきました。
まずは、アベノミクスで雇用が回復する中、
若年層フリーターの割合が増加し、
女性にとっては結婚や出産、介護といったことにとらわれずに
働くことができる環境整備が必要だということ。
次に、若者のベンチャースピリットが日本を活性化すると考えていること。
今の若者は安定志向が強いようですが、
新規開業してこそ雇用創出ができるのです。
2006年から2009年の雇用創出人口のうち約38%がベンチャーなんです。
若者が動くと景気がよくなります。
そして、地域活性化のため淡路島で実践していること。
地方には心の豊かさがある。
自然と、温かい人との交流や時間がある。
都会にはない魅力があるからこそ文化産業の創造ができるのではないか。
これからは、経済中心から文化産業が大きな役割を占めていくのではないか。
経済中心主義とは違う考えの人たちが文化産業の担い手として
真ん中にくることができるかもしれない。
地方で新産業を生みだし、そこに雇用を生もうという考えです。
<英雄は若者から生まれる>
東京会場にパソナのフレッシュキャリア社員、新入社員たちが、
大阪会場には大阪大学の学生やパソナギャップ社員が
大勢詰め掛けてくれて、
たくさん質問してくれました。
若者が自らの可能性を広げ、
才能、能力を発揮できる機会を作っていきたい。
英雄は若者から生まれるのです。
更新日 : 2014年04月24日
これからの時代のリーダーシップ
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