日本経済新聞社の、
人材の多様化を進めながら働く意欲を引き出している「人を活かす会社」調査で、
ダイバーシティ企業として1位をいただきましたが、
「どうしてそういうことが可能なんですか」と、聞かれることがあります。
女性や高齢者、外国人など
多様な人材を積極的に受け入れ
その能力を活かす仕組みづくりがダイバーシティ経営。
そもそも男性、女性の区別はないと考えています。
考え方も違うし、見方も違う。
男性はどちらかというと突き進むほうだし、
女性は立ち止まって冷静に考える意識が強い。
今のパソナグループがあるのは、女性の力があるからかもしれない。
家庭に男女がいるのだから、
会社にも男女がいるのが自然ですよね。
今までの、一次産業、二次産業から、
今は六次産業の時代とも言えるわけで、
そうなると、ファッショナブルで、デコレーションして、
きれいに見せて、ということが大事になるかもしれない。
そうなったら、女性の力はますます重要ですよ。
パソナグループは、営業や管理職といった正社員の6割が女性です。
女性の管理職は4割、役員は3人います。
結婚や出産後も働きやすい仕組みづくりというのは、
とても大切なことだと考えています。
出産後復帰しやすいように、
役職を軽くする支援制度も整えました。
出産前と同じ役職で復帰するのはたいへんだから、
職場への適応具合を見ながら3ヶ月に一度役職を見直し、
無理をしないで仕事と家庭を両立できるようにしています。
実は先日、「パパプロジェクト」というのもスタートしました。
働く母親を支援する「ママプロジェクト」だけでなく、
女性が活躍するためにはお父さんの支援も必要だと、
お父さんが育児や家事に参加しやすいように
勤務時間を考えていこうというプロジェクトです。
今後、病気や介護といった
様々なライフスタイルにあわせた働き方が実現できるような
プロジェクトに育てていきたいですね。
更新日 : 2014年05月07日
ダイバーシティ企業の1位です
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