パソナグループは、2016年2月16日、創業40周年を迎えました。
これまで支えてくださった皆様方に、心から感謝申し上げます。
今でこそ、女性の活躍推進のため政府も企業も様々な取り組みを行っていますが、
40年前を振り返ると「女性は家で家事や子育てをしていればいい」と言われる時代でした。
また、企業の人事制度は、
終身雇用・年功序列という、いわゆる日本型雇用が中心で、
男性と女性の処遇格差は大きく、
さらに企業規模によって、給与をはじめ、
教育研修、福利厚生、健康管理に大きな開きがありました。
そこで、子育てをしながらでも、あるいは一度家庭に入ってブランクがあっても、
同一労働、同一賃金で働くことができ、
雇用格差のない仕組みをつくりたいとスタートさせたのが「テンポラリーワークシステム」でした。
そのために、当時の時間給は大手企業の女性社員の平均年収を1年間の労時間で割って計算しました。
一日4時間だけ働いても、時間給は正社員と同じで、派遣時給はパートアルバイトの2倍以上になりました。
また、福利厚生の格差をなくすために、
従業員が10人でも1万人の会社でも、大企業と同等の福利厚生を受けられる仕組みも創りました。
その後も、女子大生の就職支援や、中高年・シニアの雇用創造をはじめ、
多様な働き方を支援するため、
企業内保育所、介護サービス、在宅勤務制度など、
働きたいと願う誰もが安心して働くことができるセーフティネットを構築してまいりました。
近年は、東北や淡路、京丹後などの地域活性化事業にも着手し、
地方創生を通して日本と世界を結ぶ新たな産業を興して雇用創出に取り組んでいます。
「Do Tank Partner」として、
これからも「社会の問題点を解決する」という創業以来の企業理念のもと、
私たちに関わるすべての人や社会に寄り添いながら、
新たなセーフティネットの構築に向けて果敢に挑戦し続けてまいります。
更新日 : 2016年02月19日
2月16日、創業40周年を迎えました
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