4月27日(木)、パソナグループ本部「アーバンファーム」1階の水田で、最後の「稲刈り式」を行いました。
たわわに実った稲穂は京都府から提供いただいた丹後産コシヒカリ。甘みのある特A評価のお米です。
昨年12月に田植えを行い、室内で育てているため今が稲刈りのタイミングです。
「アーバンファーム」での稲刈りは、パソナグループ本部が移転するため、今回が最後となります。僕も鎌を持って稲を刈りました。
そもそも都会のビルの中に水田を作り、都市農業を始めたのは今から12年前の2005年にさかのぼります。
国内で雇用機会を創造するため農業とその周辺産業を活性化したいと考え、都会で働く人たちに農業に関心を持ってもらおうと、水耕栽培や人工光の技術を利用して東京・大手町のビルの地下に田んぼをつくりました。
そして、2010年に現在の呉服橋にパソナグループ本部「アーバンファーム」を開設しました。
ビルの中の田んぼは珍しく、しかも東京駅の目の前ですから、アーバンファームには世界各国から大勢の見学者が訪ねてこられました。
この水田には、今は、丹後のお米が育っていますが、これまで東日本大震災の復興支援のために東北のお米を育てたり、地方創生に向けて様々な地域の稲を栽培してきました。
みんなで一緒に田んぼに入り、田植えをし、毎日世話をして、またみんなで収穫を迎える。
たくさんの方々にお越しいただき、笑顔が輝く素敵な場所となったことに感謝いたします。
稲刈りの後は、みんなで丹後産こしひかりのおにぎりを食べました。
お米の1粒ひとつぶがキラキラと美しく輝き、美味しかった!
これからも地方創生、頑張りますよー。