パソナグループ「夢オーケストラ」のファミリーコンサートが紀尾井ホールで10月7日(土)に開催されました。今回のテーマは「物語のある音楽」。
指揮者は、日本のみならずヨーロッパや南米を中心に世界で活躍する曽我大介マエストロ。
メゾソプラノは二期会の下園理恵さん。ソプラノと語りにプロの歌手でパソナ・ミュージックメイトの一員としても活躍している佐藤瞳さん。皆さんの演奏は、本当に素晴らしかったです。
今回のステージは、「13管楽器のためのセレナード 変ホ長調Op.7」「シンプルシンフォニーOp.4」で様々な楽器を楽しみ、「オーケストラ・ストーリーズ となりのトトロ」では、子供たちが大喜び。佐藤さんの語りを交えながら音楽で物語を綴ると、子供たちはまるでそこにトトロがいるかのように目を輝かせたり、切ない気持ちになったり…、トトロのストーリーにすっかり浸り、楽しんでいました。
「歌劇 カルメンより」では、紫のドレス姿のカルメン(下園理恵さん)が登場して会場を魅了し、
ミカエラ役の佐藤さんは清純な雰囲気で歌い上げました。
締めくくりの「連作交響詩・我が祖国より モルダウ」の壮大な音楽は、多くの方に馴染みのある曲ですよね。
佐藤瞳さんは、東京藝大の修士課程独唱科を修了し、BS-TBS「日本名曲アルバム」森の音シンガーズとして出演中で、多くのステージに立つプロのソプラノ歌手であると同時に、「仕事」と「音楽・演劇活動」の両立をサポートする芸術家支援制度『パソナ・ミュージックメイト』でもご活躍いただいています。
パソナグループ「夢オーケストラ」は、音楽を通じて絆を深めることを目的にパソナグループ社員、エキスーパートスタッフ(派遣社員)、クライアント企業の皆様と2008年7月に結成しました。団員は転勤をしたり、出産をしたり、入れ替わりながら、それぞれの方がそれぞれのライフステージで音楽を楽しんでいます。
現在は約70名が月に2度パソナグループに集まって、第一線の音楽家から直接指導を受けています。
今回のようなファミリーコンサートやチャリティコンサートを開催し、募金や収益金の一部を、被災地や海外の子供たちの音楽教育支援に役立てています。
パソナグループ「夢オーケストラ」の次回のチャリティコンサートは、2018年3月3日(土)紀尾井ホール13時半から「ブラームスシリーズの第四弾」。
音楽は心を一つにしてくれます。皆様もご一緒に、音楽で絆を深めませんか。