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更新日 : 2019年02月27日

パソナ総研で「激動の2019年」について、対談しました

「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、専門家の英知を結集し、政策提言と調査発表を行うパソナ総研を2017年に立ち上げ、パソナグループ会長でパソナ総研竹中平蔵所長と1月17日新春対談を行いました。パソナ総研 新春特別企画<激動の2019年>「2019年、日本と世界はどう動くか ~個人、企業が激動の時代を生き抜くには?」です。

アドバイザリーボードの先生方、元国連事務次長の明石康様、独立行政法人日本学術振興会理事長安西祐一郎様、一般財団法人地方自治研究機構会長石原信雄様、政策研究大学院大学・東京大学名誉教授黒川清様、元海上保安庁長官鈴木久泰様、元経済産業事務次官立岡恒良様にもお越しいただき、さらに大勢のお客様に参加していただいて満席になりました。ありがとうございます。

 

対談のテーマは、「2019年、日本と世界はどう動くか ~個人、企業が激動の時代を生き抜くには?」です。

 

アドバイザリーボードの先生方にもたくさんお話しいただきましたが、私からは、今言われている「働き方改革」というのは、終身雇用、年功序列をベースにしているため、以前と同じようにひとつの企業に属していなければセーフティネットを受けられないのではないか。

私が目指しているのは、福沢諭吉の『学問のすすめ』にある「一身独立して、一国独立す」です。これは個人が国や企業に頼るのではなく、一人ひとりが自立して、はじめて国や企業が強くなるという意味で、人生の全てを企業にゆだねる「企業依存社会」から、一人ひとりが安心して、自分の生き方働き方を自ら選択し、デザインすることのできる「個人自立社会」に転換していきたいと考えています。それこそが、これからの時代の真に豊かな「社会のあり方」ではないでしょうか。より柔軟な働き方ができる社会を目指していきたい。

それからもう一つ、「65歳からの入社式を開きたい」と、お話ししました。

経験や知識が豊富な人たちが、「人生、まだまだこれから」と、自分の持っているものを社会に還元していく。その方たちにとっても自信と勇気が湧いてくるし、元気になります。

ご本人たちが元気になり、社会も元気になればこんなに素晴らしいことはありません。

人生100年時代、生涯現役でイキイキと輝きましょう。

 

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