パソナグループでは、ロシアによるウクライナ侵攻で国外への脱出を余儀なくされた避難民の方々に対して、兵庫県淡路島での新たな生活とキャリアを支援する『パソナグループ ウクライナ支援プロジェクト』を5月から実施しています。
避難民の中には、「バレエ大国」と言われるウクライナ各地のバレエ団で活躍するバレエダンサーや、「東欧のシリコンバレー」とも称される高度なIT教育を受けたエンジニアなど、高いスキルや経験がありながら、避難先での活躍がかなわず、新たな未来を切り開けずにいる方も多くいます。
そこで、バレエダンサーをはじめとするアーティストやITエンジニアなどと、その家族を対象に、淡路島への避難支援として、渡航費、航空券の手配、入国後の交通手配、一時滞在先の提供などを実施。生活支援として、滞在先の紹介、住環境のサポート、生活相談、日本語研修なども行います。さらに就労支援として、パソナグループ各社での就業機会の提供、就業研修、キャリアカウンセリング、求人情報の提供などを行ってまいります。
それに伴い、新たに『パソナグループ ウクライナ支援基金』を設立しました。この基金を渡航費や生活費、各種サポート・環境整備などに活用してまいります。
6月18日(土)19日(日)には、プロジェクトの一環で来日したバレエダンサーたちによる『ウクライナ チャリティーバレエイベント』を、淡路島の「青海波 波乗亭」で開催。リビウ国立バレエ団に所属していたダンサーたちのパフォーマンスを一目見ようと、多くの方々が来場。会場には募金箱も設置され、たくさんの募金が集まりました。
今後は、ウクライナ独立記念日(8月24日)に合わせて、平和祈念イベント「Souls For Peace」も開催予定です。
パソナグループはこの取り組みを通して、ウクライナ避難民の方が日本で新たな未来を切り開くことを支援するとともに、世界各国から集まった多様なバックグラウンドを持つ方々が、それぞれの才能・能力を活かしてイキイキと活躍する「グローバルアイランド淡路島」の実現を目指してまいります。
*2022年7月4日現在の情報です