人生100年時代。「自分の未来は自分で創る」という意識を持ち、長期的な人生の目標に果敢に挑戦する人たちが増えています。そうした中、キャリア構築や、出産・育児、介護、健康管理など、さまざまなライフイベントにおける課題に直面する人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
パソナグループは2016年より、社内で「ワークライフファシリテーター」制度を創設しました。これは、社員が抱えるキャリアやライフイベントに関するさまざまな相談に、専門スタッフが対応する制度です。
現在、「ワークライフファシリテーター」には、仕事と育児・介護の両立や、定年後のビジョンの明確化など、「面談を通じて人生に前向きにチャレンジできるようになった」といった声も多数寄せられています。また、社内の研修やセミナーに自主的に参加する社員も増え、社員のソーシャル・ワーク・ライフ・バランスの実践と自律的なキャリア構築にも役立っています。
そこでこの度、この取り組みを社外にも広げるため「ワークライフファシリテーター協会」を設立。「ワークライフファシリテーター」の民間資格を創設しました。
この春からは、キャリアコンサルティングの資格をお持ちの方たち(国家資格キャリアコンサルタント、2級キャリアコンサルティング技能士、1級キャリアコンサルティング技能士)を対象に、養成講座もスタートしました。
ここでは、キャリアコンサルティングのみならず、育児や介護、マネープランなど、働く人の自律的なキャリア構築やライフプラン設計を支援するスキルを持つプロフェショナル人材を育成していきます。
人生設計のプランを相談し、背中を押してくれる「ワークライフファシリテーター」は、人生の頼もしい伴走者になってくれるでしょう。
*2022年7月12日現在の情報です