パソナグループは3月、淡路市と一般社団法人MASCと連携し、淡路市夢舞台サステナブル・パークで、『空飛ぶクルマ』の無操縦者航空機の有人飛行実証を実施しました。
『空飛ぶクルマ』とは、自動車のように利用できる空中で移動可能な空の乗り物のこと。電気により自動で空を飛び、垂直離着陸ができるため、滑走路がいりません。
今回の実証は、社会実装に向けた取り組みとして、飛行の安全性の技術的検証と、地域理解を深めたいという思いで開催しました。
パイロットは搭乗せず、検査員だけが乗って遠隔操作で飛行します。自動で空飛ぶクルマを飛行させるのは、関西圏では初めてのこと。この日は、兵庫県齋藤知事をはじめ、淡路市門市長、洲本市上崎市長、南あわじ市喜田副市長のほか、地域の300名ほどの方々がお見えになりました。
『空飛ぶクルマ』の機体が飛び上がったときには、歓声が沸きおこりました。最高速度時速25キロで約600メートルの飛行です。
駐機中の機体への試乗体験には長蛇の列ができ、多くの方が写真撮影をされたり、のぞきこんだり、興味深くご覧になっていました。
『空飛ぶクルマ』は、2025年大阪・関西万博での実用化を目指しています。近い将来、空飛ぶクルマで島内を移動できる日が来るかもしれません。
*2025年5月28日現在の情報です。