介護の担い手となる方たちの人材不足が深刻です。
訪問介護、居宅介護支援、通所介護などの事業所運営を行っているパソナグループのパソナライフケアは、「介護Academy」をスタートさせました。
介護未経験者対象の研修「介護Academy」は、高齢者のお世話や介護・介助にご興味がある方に向けて「介護・介助の基礎」「実践的な介護・介助技法」をはじめ、介護の課題解決に関するノウハウを習得できます。2018年1月より開始、その研修を1月29日(月)に実施しました。
朝の9時から16時まで、まず座学研修で介護・介助の基礎知識です。高齢者心理の理解、認知症の基礎知識と対応方法、危険予知、状態の変化に応じた対応、ボディメカニクスなどを学びます。
続いて、技能研修です。実践的な介護・介助技法として、歩行、着替え、食事、排せつ、入浴などの介助、車いす操作、移動、移乗などを学んでいただきました。
このあと、ご希望があれば、パソナライフケアで運営するデイサービスの現場でもOJT研修を実践することが可能です。
現場で働く、ケアマネージャーや介護福祉士などが講師となっての実践的な内容に、参加者の皆様は興味津々。将来のために知っておきたいという方、今まさに親御さんのために必要だという方、また仕事として興味があるけどなかなか踏み出せなかった方などが参加されました。今後、仕事に就きたい方でご希望があれば就業等もサポートしてまいります。
パソナライフケアは、地域に密着したサービスで、地域に暮らす方々が安心して生活できるよう事業活動を行っています。介護未経験の方の介護業界へのチャレンジの敷居を低くすることで、就業機会の拡大、そして社会の問題点である介護業界の人材不足解消に役立てればと考えています。
*2018年3月13日現在の情報です。