2018年3月3日、千代田区紀尾井ホールで、パソナグループ夢オーケストラ第10回チャリティコンサート<ブラームスシリーズ第四弾>を開催しました。
パソナグループに関わる人同士が、音楽を通じてお互いの絆を深め、演奏できるステージを創りたいと始めたパソナグループ「夢オーケストラ」。2008年に結成して、今年で10年になりました。
パソナグループのエキスパートスタッフ(派遣登録社員)やクライアント企業、グループ社員のメンバーが2週間に一度集まり、練習をし、完成度を高めています。
10年の間には、転勤になったり、出産したり、介護したり…。オーケストラのメンバーは、様々なライフスタイルの中で音楽を続けたいという熱意にあふれています。
曽我大介マエストロという経験豊富な指揮者に、コンサートマスターには元大阪フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターの梅沢和人氏を迎えるなど、第一線の音楽家から直接指導を受けられるところも魅力のひとつです。
今回は、ブラームスシリーズ第4弾。まずは、「悲劇的序曲Op81」。
続いて、「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op102」。
ヴァイオリンに漆原啓子さん、チェロに向山佳絵子さんに加わっていただきました。漆原さんは、向山さんも円熟したプロの技で激しく、寂しく、情感豊かに音を奏でました。
最後に「交響曲第4番ホ短調Op98」。
演奏の後は、東日本大震災からの復興に思いをはせながら、「花は咲く」を会場一体となって歌いました。曽我マエストロから「自然の恐ろしさや、神への畏怖を想い、心を込めて一緒に歌ってください」と締めくくられました。
「ブラームスシリーズ」の次は何を演奏するか、乞うご期待!
*2018年3月30日現在の情報です。